想い出の曲 先日、生徒さんの演奏会を聴きに行きました。それぞれの作曲家の傑作を揃えた意欲的なプログラムでしたが、その中に何曲もパリ時代に師匠と勉強した曲があり、懐かしく思い出しました。 明日で師匠がこの世を旅立って半年になりますが、これからも師の教えを胸に頑張っていきたいと思います。
爽やかな季節 風が心地よい爽やかな季節となりました。 森の中の一軒家なら窓を開け放して風を感じながらピアノを弾きたいところですが、街中のマンションですので、2重窓を閉め切って扇風機の風を自然の風と思って弾いています。
知音 中国の故事で、琴の名手伯牙が風景を心に描きながら演奏したものを、鐘子期という人が見事に聴き分けることが出来たそうです。 弾き手と聴き手の感性が共に研ぎ澄まされていると、そういうことが起きるのだと感じ入りました。