日本語のシャンソン 私は今まで、日本語で歌われるシャンソンに違和感があったのですが、それは言葉のせいだと思っていました。 ところが先日ラジオで越路吹雪の特集があり、彼女が日本語で歌うシャンソンが素晴らしく、違和感の原因は言葉ではなく歌い手の問題だとわかりました。 ピアノには歌詞はありませんが考えさせられることでした。
爽やかな季節 風が心地よい爽やかな季節となりました。 森の中の一軒家なら窓を開け放して風を感じながらピアノを弾きたいところですが、街中のマンションですので、2重窓を閉め切って扇風機の風を自然の風と思って弾いています。
知音 中国の故事で、琴の名手伯牙が風景を心に描きながら演奏したものを、鐘子期という人が見事に聴き分けることが出来たそうです。 弾き手と聴き手の感性が共に研ぎ澄まされていると、そういうことが起きるのだと感じ入りました。