ヨーロッパ・コンサート テル・アビブで開かれる予定だったベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートが、本拠地のフィルハーモニーで、無観客、10数人のメンバーによって開かれ、全世界にオンライン生中継されました。 マーラーの4番を、あの少人数で見事に豊かに響かせていてメンバーの思いがひしひしと伝わってくる鬼気迫る演奏でした。 舞台も客席もいっぱいにして演奏会が開ける日が一日も早く来ることを願ってやみません。
爽やかな季節 風が心地よい爽やかな季節となりました。 森の中の一軒家なら窓を開け放して風を感じながらピアノを弾きたいところですが、街中のマンションですので、2重窓を閉め切って扇風機の風を自然の風と思って弾いています。
知音 中国の故事で、琴の名手伯牙が風景を心に描きながら演奏したものを、鐘子期という人が見事に聴き分けることが出来たそうです。 弾き手と聴き手の感性が共に研ぎ澄まされていると、そういうことが起きるのだと感じ入りました。