湿度と楽器 梅雨の季節になりました。 この時期は防音室の湿度の管理に非常に気を使います。 持ち主も高湿が苦手ですが、 楽器はもっと湿度が苦手です。 絶えず湿度計をにらみながら、除湿機を付けたり、そうすると室温が上がるので、エアコンのドライと組み合わせるのですがなかなか狙い通りにいかず毎日リモコン片手に闘っています。
爽やかな季節 風が心地よい爽やかな季節となりました。 森の中の一軒家なら窓を開け放して風を感じながらピアノを弾きたいところですが、街中のマンションですので、2重窓を閉め切って扇風機の風を自然の風と思って弾いています。
知音 中国の故事で、琴の名手伯牙が風景を心に描きながら演奏したものを、鐘子期という人が見事に聴き分けることが出来たそうです。 弾き手と聴き手の感性が共に研ぎ澄まされていると、そういうことが起きるのだと感じ入りました。