2台ピアノの第九 先日、2台ピアノによるベートーヴェンの第九交響曲の全曲の演奏会を聴きに行きました。 ピアニストにとってはかなりの重労働だと思いましたが、この作品の別の魅力も感じられました。それと同時に、こういう演奏会は今のこの時代だからこそ活きる企画だとも思いました。
爽やかな季節 風が心地よい爽やかな季節となりました。 森の中の一軒家なら窓を開け放して風を感じながらピアノを弾きたいところですが、街中のマンションですので、2重窓を閉め切って扇風機の風を自然の風と思って弾いています。
知音 中国の故事で、琴の名手伯牙が風景を心に描きながら演奏したものを、鐘子期という人が見事に聴き分けることが出来たそうです。 弾き手と聴き手の感性が共に研ぎ澄まされていると、そういうことが起きるのだと感じ入りました。